LINE公式アカウントお友達募集中!

初心者でも安心!ベンジャミンの上手な育て方

様々な種類が存在し、室内でも育てやすいことから観葉植物として人気が高い「ベンジャミン」。この記事では、ベンジャミンが育ちやすい環境と上手な育て方やおすすめの肥料について、写真やイラスト付きで分かりやすくご紹介します。育て方のポイントを押さえて、美しい緑を楽しみましょう。

ベンジャミン(ベンジャミンゴムノキ)とは?

ベンジャミンはクワ科イチジク属に分類されており、原産地はインドから東南アジアにかけての熱帯地方です。暖かく湿度の高い環境を好みます。ベンジャミンは空気清浄効果やストレスを軽減する効果があるとされています。また、幹をねじって独自の形に仕立てることが可能で、見た目にも楽しい観葉植物です。初心者でも比較的簡単に育てられるため、観葉植物の入門としてもおすすめです。

ベンジャミンの主な品種・種類

フィカス・ベンジャミン:一般的にベンジャミンと呼ばれる代表的な品種です。フィカス・ベンジャミナとも呼ばれ、光沢のある小さな葉をたくさん付けます。

フィカス・ベンジャミンの種類

スターライト:フィカスが緑色の葉を付ける一方で、スターライトは葉に斑が入ります。斑入りの葉がお部屋を明るく彩ります。

バロック:葉がくるんとカールしたユニークな形状をしています。コンパクトに育ちやすく、個性的な見た目で人気のベンジャミンです。

シタシオン:カールした斑入りの葉が特徴的なベンジャミンです。明るく、個性的な印象を与えます。

リトルスター:小型で密集した葉が特徴のベンジャミンです。小スペースでも育てやすく、室内のアクセントに最適です。

ラブリー:ベンジャミンの矮性品種です。コンパクトな樹形に可愛らしい葉が密集しており、小さなスペースでも楽しむことができます。

ベンジャミンに適した栽培環境と土壌

ベンジャミンに適した栽培環境と土壌

気温・湿度

ベンジャミンは温暖で湿度の高い環境を好み、耐寒性は低い植物です。15~25℃の気温が生育に適しており、10℃以下の低温では生育が停滞し、葉が落ちることがあります。湿度は50~70%が適しています。乾燥した環境では葉先が枯れることがあるため、室内で育てている場合は加湿器を利用したり、葉に霧吹きで水を与えたりすると良いでしょう。過度に湿度が高いとカビや病気の原因になることがあるので、風通しの良いところで育てましょう。

日当たり

ベンジャミンは耐陰性がありますが、本来は日光を好む観葉植物です。室内の置き場所としては、明るい間接光が差し込む窓辺や、レースのカーテン越しに柔らかい光が届く場所がおすすめです。直射日光は葉焼けの原因になるため、夏の日差しが強い時間帯は遮光するなどの工夫をしましょう。

ベンジャミンは日光の不足にも敏感で、光が足りないと葉が落ちることがあります。また、ベンジャミンは光に向かって成長する性質があるため、日照条件によって成長の方向が偏ることがあります。これらを防ぐため、定期的に鉢を回転させ、全体に均等に光が当たるように工夫すると良いでしょう。冬場は日照時間が短くなるため、日中の光を多く受けられる場所に移動させることをおすすめします。

用土と土壌水分、鉢

ベンジャミンは排水性の良い用土を好むため、一般的な観葉植物用の土に軽石やパーライトを混ぜ、水はけを良くしましょう。また、ベンジャミンには通気性が良く、根の成長を妨げない適度な大きさの鉢がおすすめです。目安としては根鉢の直径に対して+5㎝ほどの大きさであれば十分です。大きすぎる鉢は土の量が多くなり、根腐れの原因になる場合があります。

室内・屋外それぞれの置き場所

室内では、明るい間接光が入る場所が最適です。直射日光は葉焼けを引き起こす可能性があるため、レースのカーテン越しに光を当てるか、窓から少し離れた場所に置くのが良いでしょう。また、空気の循環が良い場所を選ぶことで、病害虫の発生を抑えることができます。湿度が低い場合は、加湿器を使用するか、定期的に葉に霧吹きで水を与えましょう。

屋外では、半日陰が理想的な置き場所です。直射日光が強い夏場は、木陰やベランダの屋根の下に置いて、日差しを和らげましょう。ただし、強風や寒風が直接当たる場所は避けます。冬場は、霜や低温を避けるために、室内に移動させることを検討しましょう。

水やりの基本と季節別の与え方

水やりの基本

水やりの基本と季節別の与え方

ベンジャミンは過湿を嫌うため、土の表面がしっかりと乾いてから水を与えることがポイントです。季節ごとの水やりの頻度目安については、下記を参考にしてください。

春:4月~6月下旬
春は気温が上がり始め、ベンジャミンが休眠から目が覚める季節です。葉が落ちた枝や幹、根元から新芽が芽吹いてきていないか観察しましょう。新芽が芽吹いてきたら株が活動し始めた状態で、土中の根も動き始めたサインです。
土の乾燥に気を付けて、基本的に1週間に2回ほどの頻度、朝のタイミングで、しっかりと水やりをしましょう。土が乾燥した状態が長く続くと、せっかく伸びてきた根が枯死してしまいます。もし新芽が出ていなければまだ休眠している場合があるので、様子を見て焦らず冬の水やり管理をしましょう。

夏:7月~9月下旬
夏はぐんぐん気温が上がり、ベンジャミンの葉や枝が旺盛に広がり、元気に育つ季節です。成長期のベンジャミンは多くの水を必要とするため、土が乾燥しやすくなります。春と同じく1週間に2回、または2~3日に1回の頻度での水やりをしましょう。株の状態や設置場所によって乾燥程度が変わるため、乾き具合を確認した上で水やりを行いましょう。夏の梅雨時期は高温とはいえ、長雨になり湿度が高い状態が続く場合もあります。そのような時期は受け皿の 水が乾ききらずに残ってしまうことで過湿となり、根腐れが発生することがあるため、注意しましょう。

秋:10月~11月下旬
秋は徐々に気温が下がり始める季節です。温度も10℃を下回るようになるので、ベンジャミンは新芽の展開がち着き、根の活動も穏やかになります。それほど水を欲しがらなくなり、土の乾燥スピードも春夏に比べて穏やかになるので、土の乾燥状態を見ながら1~2週間に1回ほどの頻度で水やりをしましょう。

冬:12月~3月下旬
ベンジャミンにとって休眠期となる冬は、成長がもっとも緩慢な季節で根の活動も落ち着いてきます。室内の温度が10℃を下回ってくると、葉が落ち徐々に枯れこんでしまうので、冷え過ぎないように注意しましょう。根の活動は少なく、必要とする水の量も少なくはなりますが、完全に水を切ってしまうと根が枯死してしまうので、1~2週間に1回を目安に水やりをします。屋内で育てていると、エアコンなどで空気が乾燥している場合があるので、頻度を目安にしながらも土の乾燥状態に気を配って水やりをすると安全です。また冬の水やりには水温も考慮しましょう。冷たい水は根を傷める可能性があるため、常温の水を使用するのが望ましいです。常温の水を与えることでベンジャミンの根はストレスを感じにくく、水分を吸収できるようになります。

葉水/ミスティングのタイミングと方法

葉水(ミスティング)とは、植物の葉に直接水をスプレーすることです。湿度を保ち、葉や枝に付着するホコリや害虫を取り除くためにも重要な管理です。特に室内で育てているベンジャミンは、エアコンなどによって乾燥した環境の影響を受けやすく、葉が乾燥することがあります。これを防ぐためにも、葉水は非常に効果的です。

葉水のタイミングとしては、朝か夕方が最適です。日中の直射日光が当たる時間帯に葉水を行うと、水滴がレンズのようになり、葉焼けを起こす可能性があるため避けましょう。また、冬場の寒い時期には、葉水を行う際も水の温度に注意が必要です。冬に冷たい水を使用すると、植物にストレスを与えることがあるので、15℃程度の水温の水を使用するのが理想的です。

葉水の方法については、霧吹きやスプレーボトルを使って葉や枝、幹の全体に均一に水をかけるようにします。葉に散布する場合、葉の表面だけでなく、裏側にも十分に水をかけると良いでしょう。葉の裏側には小さい気孔が多くあり、湿度を保つだけでなく葉の裏面からも吸水させることができるのでおすすめです。

また、葉水をする頻度については、季節や室内の湿度に応じて調整が必要です。夏場や乾燥する冬場は、毎日朝晩2回行うと良いでしょう。逆に梅雨などの湿度が高い時期には過湿になってしまうため、葉水は控えてください。葉や枝、幹が常に湿っている状態が続くと、カビや病気の原因になることもありますので、注意が必要です。

最後に、葉水を行った後は風通しの良い場所にベンジャミンを置くことが大切です。湿気がこもると病気の原因になるため、しっかりと葉を乾かす時間を設けてください。

ベンジャミンにおすすめの肥料と与え方

ベンジャミンは成長期である春から夏にかけて肥料を与えましょう。5月から10月にかけては液体肥料の場合は14日(2週間)に1回の頻度で水やりと一緒に液肥を与えてください。固形の肥料の場合は月に1度の頻度で肥料を施します。秋から冬にかけてはウンベラータの成長が緩慢になるため、肥料を与える必要はありません。

肥料の種類と特徴

ベンジャミンの育成には、窒素、リン酸、カリをバランス良く含んだ肥料がおすすめです。

液体肥料は速効性があり、植物の成長に対応して柔軟に調整することができる、初心者の方にもおすすめの液体肥料です。希釈せずそのまま使用するものもありますが、一般的には水でうすめて与えます。そのため、濃度は各メーカーの規定量に従い、過剰に与えることがないよう注意が必要です。また、液体の肥料は葉面散布としても使用することが可能です。

固形肥料はゆっくりと長期的に効果を発揮するものが多くあります。肥料が直接ベンジャミンの根に触れないように土の表面に散布し、軽く土をかける形で施肥します。

ベンジャミンにおすすめの肥料

おすすめの液体肥料

オンラインショップでの購入はこちら

水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

水に溶かして速く効く粉末液肥

オンラインショップでの購入はこちら

水に溶かして速く効く粉末液肥は、基本的な栄養素から微量要素までを網羅したオールインワン肥料です。溶け残りが少なく、植物に素早く必要な成分を供給します。観葉植物や多肉植物、アガベやサボテンから水耕栽培まで、幅広い植物栽培に使える万能タイプです。

おすすめのミストするサプリ

オンラインショップでの購入はこちら

葉水と一緒に肥料を与えられる、「水でうすめてミストするサプリ」です。マグネシウムと微量要素を葉に直接与えて、光合成をサポートします。N、P、Kを含まないため通常の肥料と併用が可能です。

日頃のお世話の葉水の代わりに、葉面散布で葉に栄養素をあたえることができます。葉の表だけでなく裏側にも均等に葉面散布してください。ベンジャミンの成長が活発になり始める春先の芽吹きのタイミングや、梅雨時期で過湿や高温し過ぎて根が疲れている時、一時的な剪定で株が疲れている時などに素早く栄養補給が出来るのでおすすめです。夏場は葉焼けを防ぐために、朝方か夕方に葉面散布をしましょう。

植え付けと植え替えの手順

ベンジャミンの植え付け・植え替えに適した時期は5~6月の成長期です。7~8月も可能ですが、生育適温に植え付けることで、その後の回復が早くなります。

植え付け・植え替えの方法とポイント

1. 鉢選び:ベンジャミンの株の上部と鉢のバランスがあったものを選びましょう。植え替えの際に毎回鉢を大きくする必要はありません。上部のバランスと下部の根の張れる余地があるのであれば、同じ鉢を使用しても問題ありません。上部が大きく成長して今の鉢ではバランスが悪い、根が成長しすぎて根が張れる余地がない、などの場合は現在の鉢よりも一回り大きな鉢を選びます。鉢底には必ず排水用の穴が開いているものを選びましょう。

2. 土の準備:ベンジャミンは水はけと通気性、ある程度の保水性の良い土を好みます。市販の培養土8:軽石2、または赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合でで配合すると水はけと保水性が良い土を作ることが出来ます。用意した土に「腐植資材リフカ※」を少量加えると保水性と保肥力が高まるのでおすすめです。鉢植えの場合、鉢底に鉢底石を敷いてさらに排水性を良くしましょう。
※腐植資材リフカは自然暮らしの商品です

3. 根の処理:古い鉢からベンジャミンを抜き出したら、古い土を軽く払い落とし、根の状態を確認します。黒く傷んだ根や腐った根があれば、清潔なハサミで切り落とします。

4. 鉢への植え替え:植え替えを行う鉢の底に鉢底ネットと鉢底石を敷き、その上に少量の新しい土を入れます。次にベンジャミンを鉢に入れ、周りに新しい土を詰めて固定します。この時、強く固定しすぎると根を傷つけてしまうおそれがあるので、軽く固定するように心がけましょう。

5. 水やり:植え替え後はたっぷりと水を与えます。水が鉢底から流れ出るまでしっかりと与えることで、土と根が密着しやすくなります。植え替え直後はまだ根がダメージを受けていて、回復するまでに時間がかかります。1回目の水やりの後は株と土の様子を観察し、しっかり土の表面が乾燥してから2-3日後に水を与えることで植え替え後の根腐れリスクを軽減します。また液体の肥料などはすぐに与えず、1~2週間空けて与えるようにしましょう。

6. 置き場所:直射日光を避けた明るい場所に置き、風通しの良い環境で管理します。

剪定の方法

剪定は、ベンジャミンの姿かたちを整え、風通しを良くして病害虫の発生を抑える効果があります。切り口からは樹液が出てくるため、周囲が汚れないように注意して、手袋を装着して作業しましょう。

剪定のタイミングとやり方

ベンジャミンの剪定タイミングは、休眠明け前の3月下旬~4月がおすすめです。前年に伸びた 枝のバランスを整え、枯れた枝をカットしましょう。剪定の際は、まず病気や枯れた枝を取り除き、次に全体の形を整えるために、下に伸びた枝や内向きになっている枝など不要な枝や過度に伸びた枝をカットします。枝をカットする時は、葉の付け根や節のすぐ上を斜めに切ることで、切り口から新芽が出やすくなります。葉が落ちてスカスカになってしまっている場合は、枝の付け根まで切り戻すと良いでしょう。

幹のねじり方・編み方・仕立て方

しなやかな幹を変形させてユニークな姿を楽しむことができるのも、ベンジャミンの魅力です。また、編み込むことで倒れにくくなるほか、コンパクトな高さになるという利点もあります。

・ベンジャミンの幹は柔らかく、しなやかなため、比較的簡単にねじることができます。ただし、2~3本を使用してねじったり編み込んだりするという場合は、草丈や幹の太さが似ているもので揃えるようにしましょう。

・それぞれを鉢から取り出して、1つの大きな鉢の中心を囲むように植え付けます。この時、根から余分な土を払い落として、ベンジャミン同士が近い位置に植え付けられるようにしましょう。

・鉢の中心に向かってそれぞれの枝をねじりながら編み込みます。幹を傷つけたり折ったりしないよう、ゆっくりと行うことがポイントです。三つ編みにする際は、中心に支柱を入れると編みやすくなります。

・樹液が出るようであれば曲げるのを一旦やめて、幹がしなやかに成長したタイミングで再開しましょう。

ベンジャミンの増やし方

ベンジャミンは挿し木によって比較的簡単に増やすことができます。編み込みなどで同じサイズ感の苗木が必要な場合は、多めに挿し木を行い、その中から選定すると良いでしょう。

挿し木による増やし方

挿し木に適した時期は、5~6月の成長期です。

まず、健康で新しい枝を選びます。選ぶ枝は、節の直下で切り取るのがポイントです。長さは1015cm、葉が23枚残るようにカットします。切り口は斜めにカットし、切り口の表面積を大きくします。30分~1時間を目安に水に浸けて、発根を促進します。

次に、切り取った枝を挿し木用の土に挿します。挿した後は、水をたっぷりと与え、湿度を保つためにビニール袋をかぶせるか、温室内で管理します。

挿し木後は、直射日光を避けて明るい場所で管理しましょう。発根まで、1ヶ月ほどかかります。発根が確認できるまで、土が乾かないように注意深く水やりを続けましょう。発根が確認できたら、徐々に外気に慣らし、定植の準備を進めます。

発根した苗木は、成長に伴い適切な鉢や地面に移植します。この際、根を傷つけないように注意し、植え付け後もしっかりと水やりを行います。

ベンジャミンの育て方Q&A

葉が落ちる原因は?

ベンジャミンの葉が落ちる場合、急激な環境の変化や低温、日照不足、乾燥などの原因が考えられます。購入してすぐに葉が落ちる場合は、環境に適応するために古い葉を落とすという正常な反応であるため、心配はありません。もし、同じ置き場で1ヶ月以上過ごしているのにもかかわらず葉が落ちてしまうという場合は、栽培環境を見直し、葉水を与えて様子を見ましょう。葉が落ちてスカスカになってしまったという場合は、剪定(切り戻し)を行い、新芽と新枝の展開を待ちましょう。

花は咲く?

ベンジャミンゴムノキは観葉目的で広く栽培されていますが、花を咲かせることができます。しかし、見た目は花ではなく「実」のような形をしており、イチジクと同じ「隠頭花序」という形態をしています。ベンジャミンが花を咲かせるのは非常に稀で、品種や環境に寄りますが、5~10年栽培しないと咲かないと言われています。

\この記事で紹介した商品はこちら/

水でうすめる有機肥料

オンラインショップでの購入はこちら

水に溶かして速く効く粉末液肥

オンラインショップでの購入はこちら

水でうすめてミストするサプリ

オンラインショップでの購入はこちら

自然暮らし

自然暮らしグリーンアドバイザー

グリーンアドバイザーとは、暮らしや地域、現場の仕事で"花と緑"の魅力を伝える専門資格です。
自然暮らしに所属するグリーンアドバイザーが、植物・野菜・肥料の使い方について知識やノウハウを発信していきます。

編集部のおすすめ

ログイン

パスワードをお忘れの場合

アカウントをお持ちではない方
アカウントの作成はこちら