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とても瑞々しく、先の方にはピリッとした辛みがある「大根(ダイコン)」。春の七草の「すずしろ」として知られている、日本では古くからなじみの深い野菜の1つです。サラダやすりおろし大根のような生食から、漬物、煮物、炒め物…などなど、非常に様々な調理方法があります。大根の辛みは「イソチオシアネート」と呼ばれる成分で、こちらはカラシやワサビと同じ辛み成分です。細胞が破壊されると生成されるため、切ったり、すりおろしたりすると辛みが出やすく、また大根の先端の方であるほど辛みが強く出ます。
スーパーなどでよく見かける「青首大根」は非常に大きな品種ですが、深くまで根を張らないミニサイズの大根もあるので、プランターでも育てることができます。
こちらの記事では、そんな大根の育て方を分かりやすくご紹介しています。畑での育て方だけでなく、プランターでの育て方も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
最適な土壌pHは5.5~6.5で、水持ちと排水性の良い土壌を好みます。
あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整しましょう。
日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。
また、土壌中に障害物があると根が分かれてしまうので、深くまでふかふかとした土壌にすることが真っすぐな大根づくりをするポイントになります。
※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。
大根は春まきと秋まきがありますが、初心者の方は、害虫被害の少ない秋まきがおすすめです。
11月までの収穫を目指すなら8月下旬に、12月~翌年1月の収穫を目指すのであれば、9月中旬に種まきをしましょう。
プランター栽培では、深く根を張らない、ミニサイズの大根がおススメです。
土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。
大根は根の先端が石や固い土の塊などの障害物に当たると”岐根”(又根)になってしまうので、畑では堆肥または腐植資材リフカ※₂を入れながら50cmほどの深さをよく耕し、ふかふかにしておきます。
・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。
※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。
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プランター栽培はミニダイコンの栽培がおススメです。
プランターは深さが30cm以上のもの選びましょう。
①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。
②鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水を与えます。
③株間を20cmほどに設定し、種を1ヶ所に4~5粒、重ならないように少し間隔をあけてまきます。
④薄く覆土をして鎮圧します。
⑤害虫から守るため、防虫ネットを被せます。
「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。
①排水性を高めるため畝をつくり、マルチを敷きます。
※この時、シルバーマルチなどの反射性マルチを使用するとアブラムシの発生を防ぎやすくなります。
②条間を30cmほどに設定してマルチに穴を開け、種を1ヶ所に4~5粒、重ならないように少し間隔をあけてまきます。
③薄く覆土をして鎮圧し、畑が乾燥している場合はたっぷりと水を与えます。
④害虫から守るため、防虫ネットを被せます。
1回目は本葉が1~2枚になったタイミングで、元気の良い苗を2~3本残して他は間引きます。
2回目の間引きでは、本葉が5枚くらいになったら、1本立ちにします。
発芽までは水を切らさないように、表面が乾いたらその都度水やりをします。
発芽後は多湿にならないよう注意し、乾いてきたら水を与えるようにしましょう。
2回目の間引き後に追肥をします。
その後、様子を見て2週間後くらいにもう一度追肥をします。
同時に中耕と土寄せをしておくと株が安定します。
肥料が直接株に当たらないように注意して、丁寧に優しく寄せましょう。
※プランターの大根栽培の場合は土寄せや中耕の必要はありません。株に肥料が直接当たらないように、5~10㎝ほど離して肥料を追肥してください。
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土を寄せることによって、株元を物理的に安定させることができます。
また、土寄せと同時に追肥をすることで、新しい根を伸ばしやすく生育促進の効果も期待できます。
大根の葉はピンと立っている状態から、次第に下へ垂れてきます。この時が収穫のタイミングになります。
株元を両手でしっかりとつかみ、真上に引き抜きましょう。
収穫が遅れるとダイコンから水分が抜けてしまい、ス入りや割れの原因になりますので、収穫はお早めに。
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肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。