2025.05.12
アガベ(リュウゼツラン)の育て方|水やり管理と肥料の与え方で美しく丈夫な株に

アガベ(リュウゼツラン)は、その美しくもワイルドという独特な造形で多くの人々を魅了する観葉植物です。コレクション性が高いアガベは鉢植えで育てられることが一般的ですが、品種によっては地植えも可能で、ドライガーデンの主役になります。育て方を間違えなければ丈夫で、長い時間その美しい姿を楽しむことができます。ここでは、アガベの栽培に適した環境や水やり、肥料の選び方、植え替えのタイミングなど、育て方のポイントを詳しく解説します。
アガベ(リュウゼツラン)の特徴と種類
特徴と魅力

アガベは肉厚で硬い葉を持つリュウゼツラン科の植物です。アガベの原産地は南北アメリカ大陸で、特にアメリカ南西部~メキシコ一帯の乾燥した地域に自生しています。葉はロゼット状に広がり、先端が鋭く尖っているのが特徴です。これは乾燥した環境で水分を効率的に保持するために進化した姿とされています。
アガベは多様な形状と色合いを持ち、青みがかったものや、斑入りの葉を持つもの、また葉が極めて大きくなるも、コンパクトにまとまりながらも、ワイルドで荒々しい白い牙のような鋸歯(きょし)を持つものまで、様々な品種が存在します。現在は室内でも植物を管理しやすくする「植物育成用のLEDライト」が普及し、室内のどの環境でも鉢植えのアガベを育てることができるようになっています。
また、アガベは非常に長寿で、種類によっては数十年~数百年にわたって成長します。アガベは一生に一度だけ花を咲かせる特別な植物として「センチュリープラント」とも呼ばれており、ロゼットの中心から花茎を伸ばして鈴なりに花を咲かせて生涯を終えます。花を咲かせるとすぐに枯れて死んでしまうのではなく、伸びた花茎が先端から徐々に枯れはじめます。株全体が完全に枯れるまで数年かかるとも言われています。アガベがどのような条件で花を咲かせるかは、未だに解明されていません。
代表的な品種
アガベ・チタノタ(オテロイ):厚い葉は青緑色をしており、白く縁取られた鋸歯(きょし)が特徴的です。比較的コンパクトで、室内でも環境を整えれば育てやすいことから、観葉植物としての人気も高いアガベです。耐寒性もある程度高く、乾燥にも強いため、育てやすい種でもあります。白鯨や姫厳竜、海王、赤猫、シーザーといった園芸品種はアガベ・チタノタに属しています。
アガベ・アメリカーナ: 大型で耐寒性と乾湿の対応力が高く、庭植えにも適しています。青色の鋭い短剣のような葉を持ち、和名は「竜舌蘭(リュウゼツラン)」です。世界中で栽培され、品種改良種も多く、斑入りや葉がうねるもの、コンパクトなものまでさまざまあります。
アガベ・オバティフォリア:メキシコ北東部が原産です。別名クジラの舌とも呼ばれている、白っぽいブルーグレーの葉色と、鋭いトゲが特徴的なフォルム。比較的耐寒性も高いので、地植えで育てることも可能です。
アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ:葉の色が深い青~青白いものまで様々で、細く鋭い葉と、白く細かい鋸歯、象牙のような白い棘が特徴的なアガベです。アメリカのカリフォルニア~ネヴァダ州、ラスベガス周辺に自生している。寒さには強い品種ですが、夏の暑さと蒸れには弱いので、休眠期の水管理には注意が必要です。
この他、斑入りのアガベ・スナグルトゥースや、アガベ・ポタトルムに属する吉祥冠錦など、葉の色や形や大きさがさまざまな魅力的なアガベが存在しています。
アガベの育て方
栽培に適した環境

日当たり
アガベ(リュウゼツラン)は降雨量が少ない乾燥した地域に自生し、日光が大好きな植物です。1日に最低でも6時間以上、美しく綺麗な状態を維持したいのであれば10時間ほどの日当たりが必要です。光が不足すると、葉が開いてしまったり、中心部から間延びして徒長してしまったり、葉が弱々しく伸びてしまったりと、綺麗なロゼット状を維持できなくなってしまいます。一方で真夏、特に真昼の強烈な直射日光は、葉焼けの原因となることがあります。20~30%遮光するか、この真夏の時期は少し明るい日陰に避難させるなどの工夫をしましょう。
室内では、植物用のLEDライトを使用することでアガベを育てる環境をつくることができます。室内で育成する場合は、まずは各メーカーのLEDライトの光の強さ、推奨の照射距離を調べましょう。初めは少し遠めから照射しながら、葉焼けの問題がなさそうであれば徐々に近づけながら照射します。
気温
アガベは一般的に温暖な気候を好み、特に春から秋にかけての成長期には20~30℃の気温が理想的とされています。逆に、10℃を下回るような気温では成長が鈍化し、5℃以下になると品種や環境によってはダメージを受ける可能性があります。
耐寒性が強い品種の場合、冬場でもー5℃を下回らない地域であれば屋外でも越冬できますが、心配な場合は0℃を目安として室内に取り込みましょう。※一部高山性のアガベ(ユタエンシス・エボリスピナやネバデンシスなど)は、15~29℃が成長に適した気温と言われ、-10~-20℃まで耐えることが可能です。
風通し
アガベを育てるうえで重要な要素の一つに風通しがあげられます。風通しを良くすることで、葉からの蒸散を促進させ、光合成効率と根からの吸水効率を良くします。土が乾きやすくなるため根腐れ防止となり、結果的にアガベが健康的に育つことに繋がります。室内でアガベを育てる場合も風通しは重要で、扇風機やサーキュレーターなどで空気を循環させてあげましょう。
用土
アガベは水はけが良く、ある程度保水性がある土を好みます。水はけが悪いと根腐れを起こしやすくなるため注意が必要です。硬質の赤玉土5+鹿沼土5 の配合か、硬質の赤玉土4(小粒)+鹿沼土2+日向土2+バーク堆肥1+竹炭1 にゼオライトと元肥を少量、混ぜたものなどの配合がおすすめです。また、土壌のpHは中性から弱酸性(pH6.0〜7.0)が適しています。鉢植えの場合は鉢底石を敷いて排水性をさらに向上させることをおすすめします。
アガベの成長期

アガベの成長しやすい気温は20~30℃と前述しましたが、日本の季節で言うと①3月後半~6月梅雨入り前、②9月~11月頃までがアガベの成長期になります。①の期間、春の暖かくなる季節から成長が加速し、梅雨~真夏になると成長が緩やかに落ち、また②の涼しくなった季節に成長し、冬になると休眠するようなサイクルになります。アガベの成長期は中心の成長点より、新しく葉を展開する動きが活発になります。一方、休眠期に近づくにつれ、中心からの葉の展開が停滞するようになります。葉が動く活発な成長期は水を良く吸収しますが、冬の休眠期は株の活動が落ちて水の吸水量が減るため、水やりの量については注意が必要です。
鉢植えアガベの植え替えタイミング(既に発根している場合)

アガベの植え替えや植え付けに最適なタイミングとしては、春から初夏にかけての成長期、特に3月後半~4月中に行うのがおすすめです。この時期はアガベが休眠期から起き始めるタイミングで、植え替え時に切れた根のダメージ回復も早く、その後の初夏から秋までの期間を成長に充てることが出来ます。基本的に秋も植え替えは可能ですが、植え替えのダメージを回復する時間と、その後すぐに冬になり休眠期を迎えてしまうため、アガベの健康的な成長を考えるとあまりおすすめはできません。
またアガベを鉢植えで育てている場合、2年に1回植え替えをして、用土と根をリセットすることをおすすめします。定期的に植え替えすることで、形の崩れた用土を交換&詰まった根や傷んだ根をリセットし、水が通りやすく、根が呼吸しやすい環境に整えることができます。
≫まだ発根していないベアルートのアガベを発根させて育てる場合はこちら
-植え替えに必要なもの
植え替え用の鉢※ はさみ 用土 鉢底ネット 鉢底石 手袋 スコップなど
※植え替え用の鉢について
サイズ:株の元気な下葉の葉先が、植え替える鉢の直径に収まる、または少しはみ出るくらいの大きさを選びます。大きな鉢で育てない方が、用土が乾きやすく、比較的締まった株に育ちやすくなります。植え替えの度に新しい鉢に更新する必要はなく、育てている株のサイズに合わせて鉢を選びましょう。
材質と色:寒さにも比較的強いので、プラ鉢~陶器製の鉢まで幅広く使用できます。アガベが小さい株の場合、黒色の容器が特におすすめです。黒色は熱を吸収しやいため、根に優しく、また土が乾燥しやすくなります。
鉢の深さ:アガベの根は主根が太く、下に伸びる性質があるため、少し深めの鉢で育てると良いでしょう。浅い鉢だと根がすぐに鉢底から出てしまうので注意が必要です。
-植え替え方法

アガベの葉先はとても鋭く尖っています。手を傷つけないように手袋をして、以下の手順を参考に植え替えを行いましょう。
- 鉢からアガベを慎重に取り出し、古い土を軽く落とします。この時、根を傷つけないよう注意が必要ですが、根が傷んでいる場合は清潔なはさみで切り取ってください。
- アガベの下葉が枯れこんでいる場合は、植える前に取り除いておきましょう。枯れた葉の中心にはさみで切れ込みを入れ、左右に裂くと簡単に取れます。
- 植え替えを行う鉢に、鉢底ネットと鉢底石を入れ、その上に配合した用土を少し入れます。
- 古い土を落としたアガベを、鉢の中心に置き、株の隙間から少しずつ用土を入れていきます。
- 用土がある程度鉢に入ったら、根と用土の空間や偏りを少なくするために鉢を少し叩き、調整します。この時ピックなどで用土を慣らしても良いですが、やりすぎると根を傷つけてしまうため、優しく行いましょう。
- 植え替え後は直射日光を避け、明るい日陰で数日間置き、株と根のダメージを回復させるようにします。
-植え替え後の水やり
アガベの植え替え後は根が切れてダメージを受けている状態です。植え替え後はすぐに水を与えるのではなく、鉢の中で傷口を落ち着かせ、根が張りなおす時間を与えることをおすすめします。植え替え後はすぐに水を与えることもできますが、アガベは乾燥状態に強いため、すぐに水を与えなくても枯れることはありません。一方、植え替えで傷ついた根がまだ回復していない状態で多量の水を与えてしまうと、根が吸水することができず、過湿が続き根の傷口から腐ってしまうというリスクがあります。
- 植え替え後、すぐに水やりをせずに1週間~10日置いてから水を少量(表土が少し濡れる程度)与えましょう。
- その後、10~15日おきに表土が少し濡れる程度の水やりを繰り返します。株が完全に動き始めたのを確認してから、鉢底から染み出すくらいしっかりとした水やりを行いましょう。
基本の水やり方法

アガベはロゼット状の株に水分を貯め込み、乾燥地帯でも強靭に生きることができる植物です。そのため過剰な水分は必要とせず、むしろ過湿が続いてしまうと根腐れを起こして枯死してしまいます。水やりの基本は、土が完全に乾いてから与えることです。
地植えの場合は降雨に任せてしまいますが、鉢植えでアガベを育てる場合は下記を参考に水やりをしましょう。
・【3月後半~6月梅雨入り前】朝、10日に1回
アガベが活発に活動し始める成長期になります。アガベが休眠から起きているか(葉が動いているか)しっかり確認して、株が起きている場合は鉢底から水がしたたり落ちるほど水やりをします。葉の動きが分かりにくい、株が起きているか分からない場合は、休眠期と同様に表土が少し湿る程度の水やりをして様子を見ましょう。しっかり動き出したのを確認したら、通常の水やりを行います。
・【6月梅雨入り~7月中旬梅雨明け】朝、10日に1回
梅雨に入ると長雨が続き、空気中の湿度が高くなって鉢の中の水分が乾燥しにくくなります。高温多湿の状態が続くと、アガベは成長が緩やかになります。この時期の水やりも基本は同じで、基本の水やり方法でOKです。乾燥しにくい湿度環境のため頻度目安には頼らず、土がしっかり乾燥しているのを確認してから水を与えることを心がけましょう。
・【7月中旬梅雨明け~9月頃】夕方、10日に1回
梅雨が明けると真夏に入り、気温がぐんぐん上昇してきます。最高気温が30℃を超えている場合、午前中の水やりは控えるようにしましょう。この時期、午前中に水やりをしてしまうと、与えた水が昼頃に鉢の中でお湯になってアガベにダメージを与える可能性があります。真夏は水やりのタイミングを朝から比較的涼しい夕方以降に切替ましょう。水やりの方法は基本の水やりと同様です。
・【10月~11月頃】朝、10日に1回
夏を過ぎ、最高気温が30℃を下回ってくるとアガベにとって快適な成長期になります。水やりタイミングを夕方から朝に切り替えて、鉢底から水がしたたり落ちるくらい水を与えましょう。
・【12月~3月中旬頃】朝、10日に1回
冬は気温が10℃を下回るとアガベの活動が次第に落ち、5℃を下回ると休眠期に入ります。アガベの葉の展開で起きているか確認をしますが、分かりにくい場合は、休眠期の水やりを行いましょう。休眠期の水やりは、鉢の表土が少し湿る程度、控えめに水やりを行う方法で、鉢底から水が染み出ない程度に行います。アガベは休眠期に入ると活動が低下しますが、全く水を与えないと、乾燥に強いアガベでも細根が乾燥によって枯死してしまいます。冬の期間は根が枯死しない程度、少しだけ湿らせる水やりをして、次の成長期までアガベの体力を温存させるようにしましょう。
一方室内管理の場合、室内が日中から夜間にかけて暖かいと、株が完全に休眠していない可能性があります。葉がまだ動いている場合でも、株の活動が低下していると、土の乾きも遅くなるので、あくまで水やりの頻度は目安にして、しっかりと用土の乾燥を確認して水やりを行いましょう。
冬の管理について(鉢植えと地植えの育て方)
12月以降の冬にアガベ(鉢植え)を屋外で育てている場合、5℃を下回るような気温や強い寒波、霜などは株にダメージを与えてしまいます。特に、冬の寒さが厳しい地域では、根や葉が寒さでダメージを受ける「凍傷」などの害を受ける可能性が高くなります。ビニールで覆うか、室内の日当たりの良い場所に移して管理しましょう。冬に室内でアガベを管理する場合、日照が足りなければ植物用のLEDライトを当て、風通しが悪い時はサーキュレーター等で風が動く環境を用意しましょう。一方、温暖な関東以西(高地や内陸部を除く)の場合は、風通しがよくある程度日照をキープできる環境であれば、冬でも鉢植えのまま屋外に出して管理は可能です。
地植えのアガベの場合、(耐寒性は品種にもよりますが)寒さが厳しい地域ではビニールと簡易的な骨組みで株を覆い、小さい株にはプラスチックのドーム状のカバーを被せる、または寒冷紗をかけるなどをして冬を越すと良いでしょう。ビニールや寒冷紗では冬の寒さを完全に防ぐことはできませんが、日が当たる日中に温度を確保し、霜を防ぐ効果があります。中の「蒸れ」は、天気が良い日中にビニールを少し開けて解消しましょう。
肥料の与え方

アガベは成長が緩やかな植物で、葉を少しずつ展開して株を大きくしていきます。また、花は一生に一度咲かせる程度であるため、花や実に栄養を多く必要としません。一方で、子株の状態から速く成長させたい場合、親株についた子株を成長させていきたい場合、または株をじっくり太らせたいという場合には、肥料を薄めに使用しましょう。肥料を多く与えすぎると、徒長する原因になるため注意します。
※徒長とは、植物が必要以上に成長して間延びする現象を指します。冬の期間、アガベは休眠しているので肥料は与えないようにしましょう。
固形肥料の場合
鉢などに植え付ける際に、少量土に混ぜ込む元肥と、定期的に与える追肥の方法があります。肥料の種類としては、緩効性成分が配合された化成肥料がおすすめです。追肥として固形肥料を使用する場合は、①3月後半~6月梅雨入り前、②9月~11月頃の成長期に、月1回、または2ヶ月に1回を目安に、少な目に与えるようにしましょう。
液体肥料の場合
液体肥料は追肥として栄養を与えるのに効果的です。①3月後半~6月梅雨入り前、②9月~11月頃の成長期に、月に1~2回を目安に薄めに与えましょう。水でうすめる有機液肥の場合、水1Lに対して1プッシュ、または水2Lに対して1プッシュ(1000~2000倍希釈)して与えます。
おすすめの液体肥料

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アガベの葉を肉厚に、じっくり締まった体に育てるのにおすすめの有機入り液肥「水でうすめる有機液肥」。有機が原料として入っているので無機主体の液体肥料よりもゆっくり&じっくり肥効が続いて、肉厚の葉を育てます。またアミノ酸+キレート鉄を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫で健康な株に。
アガベの増やし方

アガベを増やす方法としては、親株の脇から吹いてきた子株(カキコ)を取り外して育てる「株分け」がおすすめです。親株から子株ができると、親株は子株に栄養や水分を分け与えるため、親株自身の成長がさらに鈍化し、子株の成長によって形も崩れていく場合があります。親株の形を維持したい場合は子株ができたら早めに取ってあげるのも一つの方法です。
他にも、親株を縦に割って、強制的に子株を吹かせる方法(縦割り)や種(実生)から増やす方法がありますが、株分けが最も簡単な方法です。
株分け方法

アガベは成長過程で株元に小さな子株を形成します。この子株を親株から外し、独立した植物として育てることで、新たなアガベを増やすことが可能です。
温室がなく、温度管理が難しい場合は、子株を取るタイミングは(植え替えと同様に)3月下旬から4月中がおすすめです。また、外す子株はある程度の大きさに成長していると既に根が生えているというケースが多く、その後の管理が楽になります。
親株から外す際、子株を手で摘まみながら左右に動かすと親株から外れます。外れにくい場合は少し子株をひねりながら取りましょう。
ベアルート株や子株の発根管理

根がついていないベアルートのアガベや、親株から外して間もない子株を発根させるための管理方法についてご紹介します。発根の方法として、水耕栽培と土耕栽培の2つの育て方がありますが、ここでは土耕栽培についてご説明します。
1.株の根元に発根促進剤を塗布します。
2.赤玉土の小粒や中粒、鹿沼土、軽石などを混ぜた新しい用土に植え付け、1週間ほど明るい日陰で管理します。
3.1週間経ったら1回目の水やりをします。軽く土の表面が湿る程度の控えめの水やりをしましょう。
4.1週間ほど経ち、土が乾燥しているのを確認して、控えめの水やりをします。これを発根するまで繰り返します。
5.子株の植え付けから1ヶ月ほど経ち、葉に張りがあって株がぐらつかなければ発根しています。発根を確認したら、鉢底から水が染み出すくらいしっかりと水を与えます。
6.日当たりの良い環境に移し、通常の水やりと肥料の管理を行います。
育て方のコツを押さえて、美しいアガベ(リュウゼツラン)に

アガベ(リュウゼツラン)は育て方のポイントを押さえることで、その美しい姿を長く楽しむことができます。まずはアガベに適した環境を整えるため、十分な日光と風通しを確保しましょう。成長を促すための、水やりのタイミングや植え替えは重要です。冬場の管理も注意が必要で、寒さが厳しい地域の場合はアガベ(鉢植え)を室内に取り込むなどの防寒対策を検討しましょう。もし新たにアガベを迎えたい、もしくはお手持ちのアガベをさらに元気に育てたいと思ったら、ぜひこの育て方の記事を参考に実践して、素敵なアガベライフを楽しんでください。
水でうすめる有機肥料

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