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ブロッコリーの育て方|プランター栽培、肥料の与え方も解説

鮮やかな緑色で、こんもりとした見た目が特徴的な「ブロッコリー」。ビタミンCを豊富に含み、カロテンや鉄分も多く含んでいる緑黄色野菜です。普段食べている部分は「蕾(つぼみ)」にあたる部位で、緑色が濃いほど柔らかく甘みがあります。
新鮮なものは特に美味しいので、ぜひ収穫したてのブロッコリーをお楽しみください。

ブロッコリーの栽培カレンダー

※クリックまたはタップで拡大表示

ブロッコリーの最適土壌

ブロッコリーは根張りが良いため、深さがあり、また排水性と保水性の良い肥沃な土壌を好みます。
また、最適な土壌pHは6.0~6.5です。
酸性土壌では根こぶ病が発生しやすくなるため、あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整することを忘れないようにしましょう。

※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。


自然暮らしおすすめ
pHを矯正しながら
土壌をふかふかに改良
土壌改良材セットは、pH調整材と腐植たっぷりの「リフカ」がセットになった商品です。酸性に傾きがちな土壌をpH調整材が矯正。また、「リフカ」は従来の土壌改良材よりも少ない量(65型プランターでは付属スプーンで2~3杯)で土をふかふかにするので、改良する度に土が増えてしまうお悩みを解決します。

ブロッコリーの育苗時期

ブロッコリーの育苗

発芽適温は25℃前後。
春まきと夏まきで栽培することが可能ですが、害虫の発生が少ない夏まきがおすすめです。
ただし30℃を超える日が続くと発芽しにくくなるため、寒冷紗などで遮光しながら育苗をするなどの工夫が必要です。

ブロッコリーの育苗方法

ブロッコリーの育苗方法

①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷり与えます。

②種をポットに3~4粒ずつ播き(セルトレイの場合は1~2粒)、上から培養土を薄く(1cm以内)かけます。

ブロッコリーの間引き

③3日~1週間で発芽します。本葉が2~3枚になったら、元気な芽を残して間引きます。

苗の植え付けは、3月中旬~4月上旬と8月下旬~9月上旬が適期です。
虫の発生が少ない8月下旬~9月上旬が特におススメです。

ブロッコリーの良い苗の選び方

ブロッコリーの苗の選び方

本葉が4~6枚で、茎が太くしっかりとしたものを選びましょう。
葉の色が濃く、病害虫の被害を受けていないかどうかも要チェックです。
茎が折れやすいため、苗は風が弱い日に植え付けると安心です。

土壌の準備

土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。

・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。

※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。

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プランターや畑の大きさを入力して
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ブロッコリー苗の植付

プランター栽培の場合

ブロッコリーの植付(プランター栽培)

ブロッコリーは根張りが良いため、プランターは25cm以上の深さがあるものを選びましょう。

①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。

②スコップで穴を掘り、少し浅めに苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。65型のプランターに2株を目安に植え付けましょう。

③鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水を与えます。

④害虫から守るため、防虫ネットを被せます。

畑栽培の場合

ブロッコリーの植付(畑栽培)

「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。

①畝をつくり、株間は45cm以上確保して深植しないように植え付けます。
※定植後、畑が乾燥している場合は水をたっぷり与えます。

②害虫から守るため、防虫ネットを被せます。

ブロッコリーへの水やりのコツ

表土が乾いてきたら、たっぷりと水を与えます。

ブロッコリーの追肥タイミング

ブロッコリーの追肥

追肥は20~30日に1回、様子を見ながら与えます。
根元から5~10cm離して撒くことで、肥料焼けを防ぐことができます。

追肥の施肥量計算はこちら

プランターや畑の大きさを入力して
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ブロッコリーの追肥と頂花蕾

頂花蕾(食べる部分)ができてからの追肥は、花茎空洞症を引き起こしたり、つぼみの質が悪くなったりするので控えましょう。

ブロッコリーは虫の大好物

苗が小さい時に生長点を食べられると、うまく生育ができなくなるので要注意です。
防虫ネットで虫からの食害を防ぎましょう。

ブロッコリーの収穫タイミング

ブロッコリーの収穫

ブロッコリーは「頂花蕾」と呼ばれる「つぼみ」の部分がメインの収穫物になります。
頂花蕾が15cmほどの大きさに成長したら、脇に2~3枚ほど葉を残すくらいの長さで茎を切り取り、収穫します。
ブロッコリーはあまり日持ちしないため、収穫後2~3日以内に調理すると良いでしょう。

側花蕾を育ててみよう

ブロッコリーの側花蕾の収穫

頂花蕾(メインで食べる部分)を15cmほどの大きさで早めに収穫すると、脇芽が伸びてきて小さな側花蕾をいくつか付けるようになります。
この側花蕾は、メインの頂花蕾と比較すると非常に小さいですが、頂花蕾と同様に美味しくいただくことができます。

たくさん収穫するポイント

たくさん収穫するポイントは、頂花蕾を収穫した後に追肥を施してあげることです。
側花蕾を収穫できるのは、家庭菜園ならでは。収穫を少しずつ長く楽しみたい方におススメの栽培方法です。


ブロッコリー栽培におすすめ
美味しい野菜に育てる
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使いやすさと効果、デザインで選ぶなら
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水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄とアミノ酸を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

施肥量計算はこちら

肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。

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