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カリフラワーの栽培方法

カリフラワー

白いブロッコリーのような見た目の「カリフラワー」。
ビタミンB₁、ビタミンB₂、またビタミンCを豊富に含み、甘みがある風味と、ブロッコリーとは異なるホクホクとした食感を持っています。
その見た目と風味・食感を生かして、炒め物やスープ、ポタージュや蒸し物などの料理に使われます。

栽培カレンダー

※クリックまたはタップで拡大表示

最適土壌

カリフラワーは根張りが良いため、深さがあり、また排水性と保水性の良い肥沃な土壌を好みます。
また、最適な土壌pHは6.0~6.5です。
酸性土壌では根こぶ病が発生しやすくなるため、あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整することを忘れないようにしましょう。

※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。

育苗の時期

発芽適温は25℃前後。
春まきと夏まきで栽培することが可能ですが、害虫の発生が少ない夏まきがおすすめです。
ただし30℃を超える日が続くと発芽しにくくなるため、寒冷紗などで遮光しながら育苗をするなどの工夫が必要です。

育苗方法

カリフラワーの育苗方法

①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷりかけます。

②種をポットに3~4粒ずつ播き(セルトレイの場合は1~2粒)、上から培養土を薄く(1cm以内)かけます。

カリフラワーの間引き

③3日~1週間で発芽します。本葉が2~3枚になったら、元気な芽を残して間引きます。

苗の植え付けは、3月中旬~4月上旬と8月下旬~9月上旬が適期です。
虫の発生が少ない8月下旬~9月上旬が特におススメです。

苗の選び方

カリフラワーの苗の選び方

本葉が4~6枚で、茎が太くしっかりとしたものを選びましょう。
葉の色が濃く、病害虫の被害を受けていないかどうかも要チェックです。
茎が折れやすいため、苗は風が弱い日に植え付けると安心です。

土壌の準備

土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。

・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。

※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。

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プランターや畑の大きさを入力して
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植付

プランター栽培の場合

カリフラワーの植付(プランター栽培)

カリフラワーは根張りが良いため、プランターは25cm以上の深さがあるものを選びましょう。

①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。

②スコップで穴を掘り、少し浅めに苗を植え付け、根元の土を軽く押さえつけます。65型のプランターに2株を目安に植え付けましょう。

③鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水を与えます。

④害虫から守るため、防虫ネットを被せます。

畑栽培の場合

カリフラワーの植付(畑栽培)

「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。

①畝をつくり、株間は45cm以上確保して深植しないように植え付けます。
※定植後、畑が乾燥している場合は水をたっぷり与えます。

②害虫から守るため、防虫ネットを被せます。

カリフラワーの食害

水やり

表土が乾いてきたら、たっぷりと水を与えます。

追肥のタイミング

カリフラワーの追肥

追肥は20~30日に1回、株元から10~15cm離して与えます。
カリフラワーは倒れやすいので、追肥と同時に土寄せをして倒伏を防止しましょう。プランター栽培で土寄せが難しい場合は必要ありません。

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どうして土寄せをするの?

土を寄せることによって、株元を物理的に安定させることができます。
また、土寄せと同時に追肥をすることで、新しい根を伸ばしやすく生育促進の効果も期待できます。

直射日光に当てない「葉かけ」

カリフラワーの葉かけ

カリフラワーの頂花蕾(食べる部分)は、日光に当たると黄ばんだ色味に変色し、さらには食感も損なわれてしまいます。
頂花蕾が6cmほどに成長したら、直射日光に当てないように、外葉で包み込んで周りを紐などで縛って固定しましょう。

収穫タイミング

カリフラワーの収穫タイミング

大きさが12~15cmに成長したら収穫期です。
カリフラワーは頂花蕾(メインで食べる部分)のみで、ブロッコリーのように側花蕾(脇芽)を少しずつ収穫することはできません。

施肥量計算はこちら

肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。

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