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モロヘイヤの育て方|プランター栽培、肥料の与え方も解説

刻むと粘りが出ることが特徴的な「モロヘイヤ」。名前の由来はアラビア語で、古代エジプトにおいてその名が登場するほど古い歴史を持つ野菜です。栄養価が非常に高く、βカロテンやビタミンC、またカルシウムや鉄分といったミネラルも豊富です。日本では茹でて食べることが多いですが、エジプトでは煮たり焼いたり、乾燥させた粉末でスープ状にしたりと様々な料理にして食されています。
そんなモロヘイヤですが、暑さに非常に強く、日本の気候に合っているため栽培が簡単です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

《モロヘイヤの莢と種にご注意》

モロヘイヤの種と莢に注意

秋になり花が咲き終わると、モロヘイヤは莢を付け、その莢の中には種ができます。
しかし、この莢と種には有毒物質が含まれているため、絶対に食べないようにしましょう。
小さなお子様やペットの誤飲にも十分ご注意ください。

モロヘイヤの栽培カレンダー

※クリックまたはタップで拡大表示

モロヘイヤの最適土壌

最適な土壌pHは6.0~6.5です。あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整をしましょう。
暑さにも土壌の乾燥にも強いですが、乾燥状態が続くと葉が硬くなってしまいます。
適度な水分があり、日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。

※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。


自然暮らしおすすめ
pHを矯正しながら
土壌をふかふかに改良
土壌改良材セットは、pH調整材と腐植たっぷりの「リフカ」がセットになった商品です。酸性に傾きがちな土壌をpH調整材が矯正。また、「リフカ」は従来の土壌改良材よりも少ない量(65型プランターでは付属スプーンで2~3杯)で土をふかふかにするので、改良する度に土が増えてしまうお悩みを解決します。

モロヘイヤの育苗時期

発芽適温は25~30℃と非常に高め。
気温がしっかり上がった5月下旬ごろにまくのがおススメです。

モロヘイヤの育苗方法

モロヘイヤの育苗方法

種は一晩水につけて、発芽をしやすくしておきましょう。

①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷりかけます。

②種をポットに5~6粒ずつ播き(セルトレイの場合は1~2粒)、上から培養土をごく薄く(2mm以内)かけます。
※モロヘイヤの種は水の吸収量が多いため、発芽まで土壌が乾燥しないように注意します。

③双葉が開いたら元気な芽を残して間引きし、さらに葉が触れ合うほど成長したら都度間引きを行い、1本立ちにします。

⑤本葉が4~5枚になったら、定植します。

モロヘイヤの良い苗の選び方

モロヘイヤの良い苗

6月下旬ごろが植付の時期になります。
15cmほどの大きさで、しっかりとしたものを選びます。

土壌の準備

土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。

・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。

※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。

元肥の施肥量計算はこちら

プランターや畑の大きさを入力して
元肥の施肥量を簡単計算

モロヘイヤ苗の植付方法

プランター栽培の場合

モロヘイヤの植付(プランター栽培)

①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。

②65型プランターに2株を目安に、株間は45cm以上確保して穴を掘り苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。

③鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水を与えます。

畑栽培の場合

モロヘイヤの植付(畑栽培)

「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。

①株間は45cm以上確保して穴を掘り、苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。

※植付後、畑が乾燥している場合はたっぷりと水を与えます。

モロヘイヤへの水やりのコツ

モロヘイヤの水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
乾燥状態が続くと葉が硬くなってしまうので、水切れにはご注意を。
真夏は気温が低い朝9時までに、または夕方4時以降に水を与えましょう。

モロヘイヤの追肥タイミング

モロヘイヤの追肥のタイミング

植付から1ヶ月毎を目安に肥料を与えます。
栽培期間が長く、また旺盛に成長するので、肥料切れを起こさないよう様子を見ながら追肥を与えてください。

追肥の施肥量計算はこちら

プランターや畑の大きさを入力して
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モロヘイヤの摘芯方法とタイミング

モロヘイヤの摘芯

モロヘイヤはそのまま成長させると、草丈がどんどん伸びてしまいます。
高さが40cmくらいになったら、頂上の芽を切り取り(摘芯)、脇芽を伸ばしましょう。
葉が横に展開するようになり、たくさん収穫することができるようになります。

モロヘイヤの摘花

モロヘイヤの摘花

花がついてしまうと葉が硬くなってしまうので、見つけ次第摘み取っていきます。

モロヘイヤの収穫タイミング

モロヘイヤの収穫

高さが50cmくらいになったら、先の方の柔らかい茎葉を摘み取って収穫します。


モロヘイヤの栽培におすすめ
美味しい野菜に育てる
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水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄とアミノ酸を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

施肥量計算はこちら

肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。

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