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さわやかな和の香りが食欲を増進させる「シソ」。シソは「紫蘇」と書き、元々は「赤しそ」のことを指しています。緑色のシソは「大葉」「青じそ」と呼ばれることもあり、こちらは「紫蘇(赤しそ)」の変種です。
シソの葉だけでなく、芽や花、実も楽しむことができるのは家庭菜園ならでは。
プランターや鉢に1本あるだけで大活躍のシソを育ててみませんか?
最適な土壌pHは6.0~6.5で、湿気のある土壌を好みます。あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整をしましょう。
半日陰の方が土壌が乾きにくく、また葉も柔らかく育つのでおすすめです。
日がよく当たる場所では、土壌が乾燥しないように表面をマルチや稲わら、もみ殻などで覆いましょう。
※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。
発芽適温は20~25℃。
4月下旬ごろに種をまきますが、温度が低いうちはポットをビニールなどで覆って保温すると良いでしょう。
種は一晩水につけて、発芽をしやすくしておきましょう。
①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷり与えます。
②種をポットに5~6粒ずつ播き(セルトレイの場合は1~2粒)、上から培養土をごく薄く(2mm以内)かけます。
※発芽まで土壌が乾燥しないように霧吹きで水を与えます。
③双葉が開いたら元気な芽を残して間引きし、さらに葉が触れ合うほど成長したら都度間引きを行い、1本立ちにします。
⑤本葉が4~5枚になったら、定植します。
5月下旬ごろが植付の時期になります。
本葉が4~5枚で、しっかりとしたものを選びます。
土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。
・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。
※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。
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プランターは20cm以上の深さがあるものを用意しましょう。
①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。
②65型プランターに2株を目安に、スコップで穴を掘って苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。
③鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水を与えます。
「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。
①株間は30cm以上確保して穴を掘り、苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。
※定植後、畑が乾燥している場合はたっぷりと水を与えます。
土の表面が乾かないように、たっぷりと水やりをします。
シソは乾燥には弱いので、稲わらやもみ殻などで土壌表面を覆って水分の蒸発を防ぐと良いでしょう。
植付から1ヶ月毎を目安に肥料を与えます。
栽培期間が長く、また旺盛に成長するので、肥料切れを起こさないよう様子を見ながら追肥をしてください。稲わらやもみ殻で株元を覆っている場合は少し移動させて土を露出させ、株元から5~10㎝ほど離して追肥を与えてください。
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そのまま成長させると、草丈がどんどん伸びてしまいます。
高さが30cmくらいになったら、頂上の芽を切り取り(摘芯)、脇芽を伸ばしましょう。
葉が横に展開するようになり、たくさん収穫することができるようになります。
青じそは大きく展開した葉の数が10枚以上になったら収穫しましょう。
下の葉から摘み取ります。
赤しそは背丈が50センチ程度になったら側枝を2本残して主軸を枝ごと収穫します。
この時に追肥をすることで、脇芽が伸びてきて再び収穫することができます。
もし赤しそを大量に使用したいという場合は、株ごと引き抜いて収穫しましょう。
秋になると、シソは花を咲かせます。
花が咲くと葉は硬くなってしまうのですが、花が咲かないように花穂を摘み取れば、長い期間で葉を収穫することができます。
一方で、細長い花穂はお刺身の「つま」として楽しむことができます。
花が花穂の1/3ほど咲いたら、穂を茎から切り離して収穫しましょう。
また、咲き終わった後にできる実は「穂紫蘇」とも呼ばれ、醤油漬けなどにして食べることができます。
花が咲き終わる頃に、中から実が出るようにしごいて収穫します。
施肥量計算はこちら
肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。