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トウモロコシには様々な種類があり、スイートコーンはそのうちの一つです。
スイートコーンは甘みが強い品種で、焼く・ゆでる・揚げるなどして食べられ、老若男女問わず人気があります。
見た目にもインパクトのある夏の野菜を、お家で育ててみませんか?
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日当たりがよく、栽培適温は22~30℃、適度な水分がある土壌が最適です。
過湿や乾燥になると粒が大きくならず不揃いになるため、粒ぞろいを良くしたい場合は土壌の水分にも注意しましょう。
また、栽培に適する土壌pHは6.0〜6.5です。
あらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整をすることを忘れないようにしましょう。
※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。
①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷりとかけます。
②種をポットに2~3粒ずつまき(セルトレイの場合は1~2粒)、上から培養土を薄く(1cm以内)かけます。
③表面が乾かないように水をかけます。(種が流れ出さないよう霧吹きなどで優しく水を吹きかけてあげましょう。)
④気温が発芽適温(25~30℃)だった場合、5~6日で発芽します。
本葉が1~2枚になったら、元気な芽を残して間引き、1本にします。
本葉が3~4枚になったら定植適期です。
5月中旬~6月上旬が定植時期になります。
本葉が3~4枚で、茎が太くて濃い緑色をしているものを選びましょう。
老化した苗は傷みやすいので、葉の数が4枚以下の若い苗を選びましょう。
スイートコーン(トウモロコシ)は雄穂(ゆうすい)と雌穂(しすい)の出穂タイミングが異なるため、自家受粉(単体で受粉)がしにくい植物です。
確実に受粉をさせる場合は、人工授粉がおすすめです。(※「人工授粉」の項目へ)
また、畑の場合は複数本を左右前後に、プランターで育てる際は、余力があれば複数のプランターを使い、近くで同じ品種を複数本を育てることで受粉させやすくなります。
土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。
・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。
※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。
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①水と栄養を土から多く吸収するトウモロコシは、深さ30㎝以上の鉢やプランターがおすすめです。
②同じプランターに複数本植え付ける場合は、株間を30cm以上開ける必要があるので、65型の深底プランターにすると良いでしょう。
③底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。
④スコップで穴を掘り、根鉢を崩さないように苗を植え付け、根元の土を軽く押さえます。※60cmのプランターに2株を目安に植え付けましょう。
⑤植え付けたら鉢底から水が染み出るくらい潅水します。
「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。
①排水性を高めるため、畝を立てます。
②地温や肥料、水分を確保するためにマルチを張ります。
③マルチの定植部分に切れ込みを入れて、スコップで苗の鉢土が埋まる程度の穴を掘り、畝と鉢土の表面が同じ高さになるように植え付けます。
④株間は30㎝以上で定植しましょう。
※定植後、畑が乾燥していたら水をたっぷりと与えます。
乾燥しないように、やや多めに与えます。
絹糸が出てきたら、特に乾燥に注意して水を与えていきましょう。
本葉が6~8枚で草丈が40~50cmになったタイミングで1回目の追肥を行います。
畑栽培の場合、マルチを剥がして追肥と同時に中耕と土寄せをすることで根が伸びて生育が良くなり、株が倒れにくくなります。
栽培面積が大きく収穫までマルチを剥がさないで栽培する場合、中耕と土寄せは行わず、追肥は植穴や通路に施用してください。
この場合、追肥の効果がマルチを剥がす場合と比較して若干落ちる可能性があります。
プランター栽培で土寄せが難しい場合は、倒伏防止に支柱を立てることもおすすめです。
2回目の追肥は2週間後を目安に株の状況を見て行います。
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畝の表層を浅く耕したり、畝と畝の間(通路)を耕したりすることを「中耕(ちゅうこう)」といいます。 畑の土は雨ざらしになる事が多く、土の表面が次第に固く締まって、水や空気が土の中に入りづらい環境になってしまいます。栽培途中で土を耕して土の中に新鮮な空気を入れることで土壌微生物の活性が高まり、 さらに根が発達するため野菜の育ちがよくなります。
土を寄せることによって、株元を物理的に安定させることができます。
また、土寄せと同時に追肥をすることで、新しい根を伸ばしやすく生育促進の効果も期待できます。
トウモロコシの株元から生える小さな枝「分げつ」があると根が増えるので、養分吸収や株の安定のため取り除かずそのまま残します。
植え付けている本数が少ないと受粉がうまくできない場合があります。
実を確実に実らせるためにも、人工授粉を行いましょう。
雄穂(ゆうすい、頭頂部の穂)から花粉が出ていることを確認して切り取り、他の株の雌穂(しすい)を軽く叩くようにして受粉させます。
大きな穂を残し他をヤングコーンとして収穫する場合は、茎葉を傷めないように丁寧に取りましょう。
ただし、トウモロコシの摘果(除房)は茎葉を傷めてしまうリスクがあります。
また摘果を行わなくても収穫量への影響が少ないため、無理に取らずにそのまま育てて問題ありません。
スイートコーンは気温が高く、水はけの良い土壌を好みますが、逆に気温が低く過湿な土壌で栽培したり、肥料切れや乾燥に晒されると、様々な障害を引き起こします。
穂が円柱型にならず扁平な形になってしまったり、実が成らなかったりします。
他にも、受粉がうまくいかず、実がまばらになったり全く実らないというケースや、他の品種のコーンと交配して食味が落ちる(キセニア現象)ケースもあります。
なるべく同じ品種で多くの本数を植え付けること、近くで他の品種を植え付けないこと、人工授粉で確実な受粉を行うことがポイントになります。
絹糸が褐色になって枯れていて、実が黄色になっていたら収穫タイミングです。
太陽が昇るより前の早朝に収穫すると、風味が良い状態で収穫することができます。
鮮度が落ちると美味しさもどんどん失われてしまうので、収穫したらなるべく早めに食べることをおススメします。
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肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。