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刺激的な香りと辛味を持つ「玉ねぎ(タマネギ)」。生のままサラダやマリネとして、また炒めるor煮ると甘みが増すため、様々な料理に使用されています。玉ねぎは風通しの良い場所に吊るしておくことで収穫後も長期間保存が可能です。一方で、採れたての「新玉ねぎ」は、柔らかくて甘みが強く、生でも辛味が少なくなっています。
栽培期間は長めですが、プランターでも育てやすい野菜です。この記事では玉ねぎの育て方を詳しく解説していますので、育て方に悩まれたときやもっと良い育て方を知りたいという場合は、ぜひ参考にしてください。
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土壌の最適pHは「5.5~6.5」です。栽培開始前にはあらかじめ苦土石灰や土壌pHバランス材※₁などでpH調整をしましょう。
また、排水不良の土壌では湿害やさび病などの病気を誘発するため、プランターの場合は底石用の軽石を、畑の場合は畝をつくり、排水性を保つことがポイントです。
水やりが多くなりすぎないように、表面が乾いてから与えるよう注意しましょう。
※₁土壌pHバランス材は『自然暮らし』の商品です。
玉ねぎをたくさん育てたい方は、育苗、または直まきからの栽培がおすすめです。
玉ねぎは苗から育てたい、玉ねぎ栽培が初めてという方は、「苗の植え付け時期」からお読みください。
①容器に培養土を表面まで入れて、水をたっぷりとかけます。
②種をポットに5~10粒ずつまき(セルトレイの場合は1~2粒)、種が隠れる程度に土をかぶせます。
③表面が乾かないように霧吹きなどで優しく水をかけます。
④湿らせた新聞紙をかぶせ、日陰に置きます。
⑤栽培適温期であれば、1週間ほどで発芽します。
①発芽後は日当たりの良い場所に置き、土が乾かないように水やりをします。
②芽が込み入るようであれば、間引きを行います。
③本葉が3~4枚になったら定植します。
種まきのタイミングが適期より早すぎても遅すぎても生理障害の原因となって大きく育つことができません。
品種によって最適な時期が多少異なるため、種を購入する際は種まきのタイミングをしっかり確認しておきましょう。
もし調整が難しいようであれば、苗を購入して植え付けると簡単です。
畑に種を直接まいて、間引きながら栽培する方法です。
また肥大期から収穫期に土壌中の水分が多いと湿害が発生することがあるので、畝を作ります。
さらに8~9ヶ月と長期間の栽培になりますので、雑草対策と地温の確保のためにも「黒マルチ」を活用すると良いでしょう。
土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。
・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。
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高さ10~15cmの畝をつくり、板などで平らに均します。
【黒マルチを使用する場合】秋に種をまいて、苗を植え付けてから越冬し、5~6月に収穫期を迎えます。
栽培期間が長いため、少し上級者向けの野菜に見えますが、病害虫の被害を受けにくいという意味では栽培しやすい野菜です。
長期間の栽培中に特に悩まされるのが「雑草対策」です。
黒マルチを使用することで、この手間を大幅に減らすことができるのでおすすめです。
栽培適温期であれば、1週間ほどで発芽します。
発芽後、草丈が6~7cmほどに成長したら込み入っている部分を間引きます。
草丈が10~12cmほどに成長したら、1.5~2cm間隔になるように間引きます。
初めて玉ねぎを育てる方や少量を育てたい方は、ホームセンターや園芸店でタマネギの苗を購入することをおすすめします。
玉ねぎの生育適温は15~23℃、苗の植え付けは基本的に11月中旬~11月下旬が適期です。
玉ねぎは「早生」「晩生」など品種によって植付時期が大きく異なる場合があります。ご自身の地域と時期に合った品種を選びましょう。
根球のがっちりした、根が乾いていないものを選んでください。
大きすぎる苗は抽苔(トウ立ち)の可能性があり、老化した苗は玉揃いが悪くなりますので、草丈は20-25cm、茎が4mm程度、球が6-7mm程度のものを選びましょう。
土壌のpHを調整し、有機物でふかふかにしつつ初期生育に必要な栄養を準備します。
・pHの調整に苦土石灰または土壌pHバランス材※₁、堆肥または腐植資材リフカ※₂を植え付けの2週間前に土に混ぜ込む。
・元肥と副資材(ミネラル材、アシスト材)は1週間前に混ぜ込んでおきます。
※プランター栽培で培養土にあらかじめ肥料が入っている場合は、元肥は与えずに副資材(ミネラル材、アシスト材)のみを与えます。
※₁土壌pHバランス材※₂腐植資材リフカは『自然暮らし』の商品です。
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玉ねぎに適した肥料の種類、与え方について詳しくはこちら
《効果的な玉ねぎへの肥料の使い方とタイミング》
植付の前に、苗を草丈が20cmほどになるように切りそろえると生育が揃いやすくなり、育てやすくなります。
①底石用の軽石を入れ、「土壌の準備」で調整した培養土をプランターの8分目まで入れます。
②スコップで穴を掘り、苗の白い根元部分を土中に埋めて、葉の分岐点の1cmほど下まで土をかぶせ、軽く根元の土壌を押さえつけます。65cmのプランターに左右交互にずらしながら6株を目安に植え付けましょう。※冬季はもみ殻を敷き詰めて保温性をあげてあげると活着が早まります。
③鉢底から流れ出るくらい、たっぷりと水をあげます。
「土壌の準備」で土壌を調整しておきます。
①畝をつくります。
②黒マルチを畝に張り、下をカットしたアルミ缶を用いてマルチシートに15cm間隔で穴を開けます。(市販で玉ねぎ用に最初から穴が開いている黒マルチもあります)
③スコップで穴を掘り、苗の白い根元部分を土中に埋めて、葉の分岐点の1cmほど下まで土をかぶせ、軽く根元の土壌を押さえ、苗を植え付けていきます。
※定植後、畑が乾燥していたら水をたっぷりとあげます。
玉ねぎは乾燥気味の土壌を好み、過湿になると根腐れする恐れがあります。
表面が乾いてから、水やりをしましょう。
目安として、追肥は年明けの1月に1回、休眠が終わる2月下旬~3月中旬に1回施します。
黒マルチをしている場合は、植えている穴の中にまきましょう。
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玉ねぎは光合成によって大きく美味しく育ちます。
肥大させたい場合は、日当たりが良く、日照時間が長い場所に植え付けましょう。
春に花芽がついて花が咲いてしまうことを「トウ立ち」と呼びます。
玉ねぎがトウ立ちすると、栄養が花芽の方に向かってしまうため玉部分の生育が悪くなり、さらに硬い芯のようなものが玉の内部にできてしまうため、食味も悪くなります。
植え付けをするときの苗が基準より大きい、または植え付けの時期が早いといった理由で成長しすぎてしまった苗が、低温環境にさらされることで発生します。
良い苗を適切な時期に植え付けましょう。
5月下旬~6月上旬が収穫期となります。
玉が十分に肥大し、葉が倒れてきた頃が収穫タイミングです。
葉の根元を掴んで引き抜くことで収穫できます。
その後、地面に置いて茎を3日ほど乾燥させます。地面は乾いていた方が良いため、収穫は晴れが続く日を選びましょう。
5~10球ずつを紐などでしばり、日陰の風通しのよい場所(軒下など)に吊るしておけば、長く貯蔵できます。
一度に多く収穫できた際は、お試しください。
玉ねぎは収穫後の乾燥をしっかり行わないと腐る原因になります。特に外皮に水分が多いと腐る要因になってしまうため、玉ねぎの乾燥は重要な作業になります。
玉ねぎ栽培は家庭菜園初心者から経験者まで、多くの人々に親しまれています。玉ねぎは比較的手間がかからず、豊かな収穫が期待できるため、家庭菜園での栽培に最適な野菜の一つです。また、収穫した玉ねぎは長期保存が可能で、年中通して料理に活用できる点も魅力です。育て方のポイントを押さえて、美味しい玉ねぎをたくさん収穫しましょう。
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肥料の与える量が分からないときは、
施肥量計算を行えるシミュレータで調べてみましょう。