人間が必要とするように、植物にとってもミネラルは必要不可欠な成分です。
※厳密にいえばリン酸(P)やカリ(K)も無機物なのでミネラルに含まれますが、今回はこれら以外の微量な成分を「ミネラル」と呼びます。
植物の体内でどのような働きをするか、まとめました。
「ミネラル」の種類と働き
「ミネラル」には、マグネシウム(Mg)、マンガン(Mn)、ホウ素(B)、鉄(Fe)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)などがあります。
それぞれ、植物の組織を構成したり、細胞分裂を促して成長を促進させたりなど、生育に対して重要な働きを持っています。
欠乏しやすい成分『B(ホウ素)』
自然界の土壌中にあまり多く存在せず、ホウ素の要求量が高いキャベツやブロッコリーといったアブラナ科植物では特に不足しがちな成分です。
欠乏すると根や芽の生育が悪くなり、根や果にもダメージを与えてしまいます。
自然暮らしの「ミネラル材」
自然暮らしの「ミネラル材」は植物にとって不足しがちな成分である多種類の「ミネラル」をバランス良く配合しています。
これらの成分は水溶性なので、植物に吸収されやすく、生育の向上が期待できます。
窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)を含んでいないので、栄養過多になる心配なくご使用いただけます。
肥料(窒素、リン酸、カリ)を与えても野菜が上手く育たない…
という時は、土壌中のミネラル不足で生理障害が起きている可能性も視野に入れてみてください。
自然暮らし編集部
自然暮らし編集部は、植物や肥料のプロのライターチームです。
植物・野菜・肥料の使い方について、専門家からの知識やノウハウを発信していきます。