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液体肥料は植物が〇〇の時が効果的|おすすめの液肥やタイミング

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液体肥料は、植物の栄養になる成分が水に溶け込んでいるタイプの肥料です。肥料成分があらかじめ水に溶けているため、植物が迅速に吸収できることが大きな特徴です。植物の状態や環境条件に合わせて使うことで、より効果を発揮します。液体肥料の特性と使い方のポイントを押さえて、元気な植物に育てましょう。

液体肥料とは

液体肥料の特徴

液体肥料は、植物の成長を促進するために使用される水溶性の栄養剤(肥料)です。家庭園芸から農業まで幅広い場面で利用されています。主に窒素、リン、カリウムといった基本的な栄養素を含むほか、マグネシウムや微量要素、有機物を含んだ液体肥料もあります。

固形肥料との違い

液体肥料は植物の種類や与える目的に合わせて必要な濃度・頻度を調整できるため、より細かな栄養管理が可能です。また、液体肥料はすでに水に成分が溶けているため、固形肥料のように物理的に崩壊して水に溶けだすという工程が不要で、根から吸収されて素早く効果を発揮します。希釈して使用するタイプの液体肥料であれば、保管の際に固形の肥料より嵩張らず、コンパクトに収納できることも特徴です。

液体肥料の種類

希釈(原液)タイプ

希釈(原液)タイプ

水で500倍や1000倍など、うすめて使用するタイプの液体肥料です。ジョウロなどに規定量の原液を入れて、水でうすめてから植物の株元に与えます。希釈濃度を変えることで、観葉植物、多肉植物から野菜、果樹まで幅広い植物に対して使用することができます。

おすすめの液体肥料

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水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

ストレートタイプ

水でうすめず、そのまま使用するタイプの液体肥料です。希釈する手間が無く、気軽に使用することができますが、一度に使用する量が多いとすぐに使い切ってしまうというデメリットがあります。〇〇用など植物の種類を指定している場合があり、専用の肥料としても活躍します。

粉末状タイプ

希釈(原液)タイプやストレートタイプと異なり、粉末状の肥料を水に溶かして使用するタイプの液体肥料です。一般的な液体肥料よりも高成分であったり、微量要素などの様々な成分が入っていることが特徴です。液体肥料と同様に希釈の濃度を調整しやすいため、植物の成長段階や季節に応じて調整して与えることが可能です。またハイドロカルチャーやリポベジ、水耕栽培でも使用可能なものが多くあります。一方、通常の液体肥料とは異なり、粉末を水に溶かす手間が必要です。また、しっかりと溶かさないとムラができることがあるため、使用時には注意が必要です。

液体肥料の与え方

液体肥料には以下のように主に3つの与え方があります。液体肥料の種類に応じて、最適な方法を選択しましょう。

潅水(水やりとともに与える方法):希釈(原液)タイプ・粉末状タイプ

潅水(水やりとともに与える方法):希釈(原液)タイプ・粉末状タイプ

ジョウロや水差しで液体肥料を水にうすめて、植物の株元に水やりとともに与える方法です。

そのまま与える:ストレートタイプ

水でうすめず、そのまま植物の株元に与えます。商品によってはアンプル状になっていて、土に挿して与えるタイプのものも存在します。

葉面散布:希釈(原液)タイプ・粉末状タイプ

葉面散布:希釈(原液)タイプ・粉末状タイプ

液肥を規定濃度にうすめて、霧吹きで葉や株全体に吹きかけて植物に吸収させる方法です。肥料成分を根から吸収させるのではなく、葉の気孔から直接吸収させるため、素早く肥料を効かせることが可能です。
☆葉面散布をする際は、「潅水」で与える液肥濃度よりも、さらに薄い濃度に調整して与える必要があります。

》葉面散布について詳しくはコチラ

おすすめのミストするサプリ

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葉水と一緒に肥料を与えられる、「水でうすめてミストするサプリ」です。マグネシウムと微量要素を葉に直接与えて、光合成をサポートします。N、P、Kを含まないため通常の肥料と併用が可能です。

液体肥料の使用がおすすめケース

液体肥料の使用がおすすめなケース

液体肥料は植物に対してすばやく栄養を与えることができる肥料です。一方で、液体肥料を使用するのに適した状況と、液体肥料の使用には適さない状況(固形肥料の使用が向いている状況)が存在します。植物の状態や生育の目的に合わせて使い分けることが大切です。

液体肥料が適している状況:
・定期的な栄養補給(追肥)
・苗の成長初期や株の成長期に成長促進させたい時
・花や果実が次々にできて、株の体力が一時的に低下してしまう時
・土壌中の根からの栄養の吸収が難しい場合:葉面散布(植え替え直後や暑さ寒さで根が弱っている時)

液体肥料ではなく固形肥料がおすすめケース

・長期間にわたって安定した栄養共有が必要な場合
・水分過多になりやすい季節や栽培環境の場合

液体肥料の効果を高めるためのポイント

液体肥料の使用に適した状況において、さらに効果的に肥料の効果を高めるためのポイントをご紹介します。

植物の成長を日々観察する

植物の健康状態や成長具合を注意深く観察することは、肥料の効果を高めるための大事なポイントです。植物の葉の色や新芽の出方、土の乾き具合をチェックして、植物が栄養を必要としているか観察しましょう。葉の色が薄い、成長期なのに葉の展開が遅い、花が咲かないなど、成長が鈍化している場合は、栄養が不足しているサインかもしれません。

一方で、植物に元気がない&土がいつまでも湿っているという場合は、土中の環境悪化により根がダメージを受けている可能性があります。このような時に液体肥料や水を与えると、植物にストレスを与えてしまいます。植物の状態とともに、土の乾き具合をしっかりチェックしましょう。

適切な「濃度」と「頻度」で与える

液体肥料を使用する際には、濃度と頻度を適切に調整することが重要です。過剰な肥料は植物の根を傷め、成長を阻害する原因となるため、メーカーが推奨する希釈倍率を守ることが大切です。また、植物の種類や成長段階に応じて頻度を調整しましょう。例えば、観葉植物の場合、成長期には1~2週間に1回程度の施肥が効果的ですが、休眠期はそこまで肥料は必要としないので、肥料を与えるのを控える…といったような調整が重要です。

固形肥料の補助に使用する

固形肥料をベースに肥料を与えながら、足りない栄養素を液体肥料で補いましょう。特に成長期の野菜や花は多くの肥料成分を必要とします。固形肥料だけでは栄養をまかなえない場合があるため、葉の色や茎の太さ、花芽の付き具合をチェックしながら液体肥料を追肥として与えましょう。

おすすめの液体肥料は?

「自然暮らし」の肥料の中から、肥料の効果はもちろんのこと、使い方がとても簡単で便利な液体肥料をご紹介します。

水でうすめる有機液肥

水でうすめる有機液肥

水でうすめる有機液肥は、ワンプッシュで計量ができる便利な有機成分入りの液体肥料(希釈・原液タイプ)です。キャップ計量は不要で、ワンプッシュで約1mlが吐出されます。手が液体肥料で汚れることなく、また1Lの水に対して1~2プッシュするだけなので、気軽で簡単に使用することができます。また、素早く効果が表れる無機成分と、マイルドに効果を発揮する有機の成分を併せ持つことも特徴です。

有機由来のアミノ酸、キレート鉄を配合

有機由来のアミノ酸を含有しているため、植物の葉茎・果実・根の生育を速やかに促すことができます。
植物の光合成に大切な成分「鉄」を、吸収しやすい「キレート鉄」の状態で与えることができるため、光合成を活性化して丈夫な植物へと育てます。

観葉植物、多肉植物、草花や、比較的肥料を多く必要とする野菜まで、幅広い植物に対して使用することが可能です。また、ビカクシダやアガベ、サボテン、パキポディウムをはじめとする塊根植物などに対しても肥料の与え方を調整しやすく、成長期の使用にとてもおすすめです。

》水でうすめる有機液肥の詳細はこちら

水でうすめてミストする液肥シリーズ

水でうすめてミストする液肥シリーズ

「水でうすめてミストする液肥」シリーズは、「葉面散布」専用に設計された液体肥料です。

葉面散布は、ジョウロで液体肥料を与える場合に比べてより薄く希釈する必要があります。しかし、霧吹きは100~500mlの小型なものも多く、希釈すると大量の液が余ってしまうという問題がありました。

「水でうすめてミストする液肥」シリーズは、付属のスポイトを使用することで、微量の液体肥料を少量の水に正確に希釈することができます。植物別に希釈濃度を調整できるため、園芸初心者の方をはじめ、中級者以上の方にとっても、非常に便利で扱いやすい肥料です。

観葉植物はもちろんのこと、草花、花木、野菜、果樹などを葉から元気に美しく育てます。また成長期に葉の展開が早いビカクシダや、パキポディウム系や灌木系などの塊根植物にもおすすめです。

》「水でうすめてミストする液肥」シリーズの成分・効果の違いはこちら


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水でうすめてミストするサプリ

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自然暮らし

自然暮らし編集部

自然暮らし編集部は、植物や肥料のプロのライターチームです。
植物・野菜・肥料の使い方について、専門家からの知識やノウハウを発信していきます。

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