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ブルーベリー栽培のための肥料マニュアル|最適な施肥時期と方法

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ブルーベリー栽培において、新しい枝を伸ばして花芽を増やし、実をたくさん着けるうえで、肥料はとても重要で必要不可欠な存在です。この記事では、ブルーベリーに適した肥料の種類から最適なタイミング、与える量について詳しく解説します。

》栽培方法はこちら

おすすめの成分と種類

ブルーベリーに必要な肥料の成分

成分としては、窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)をバランスよく含んだ複合肥料が適しています。窒素は葉の成長を促し、リン酸は花の形成を助け、カリウムは植物全体の健康を維持します。特にブルーベリーの場合、花芽をたくさん着けることで収穫量が大きく変わるので、リン酸が高めの肥料を選ぶのがおすすめです。また、マグネシウムや微量元素(鉄、マンガンなど)も含まれている肥料を選ぶと、光合成をサポートして植物の健康を維持しやすくなります。

ブルーベリーにおすすめの肥料の種類

ブルーベリーには、有機質系のペレットや有機化成肥料など、緩効性の固形肥料がおすすめです。また、成長期中は水と共に肥料の吸収量が多くなるため、夏肥として液体肥料をおすすめします。

ブルーベリーに与える最適な時期と方法

土の準備

ブルーベリーを植え付ける土の準備

肥料を効果的に効かせるためにも、苗を植え付ける前の土壌の調整は非常に重要です。一般的な植物が良く成長できる土のpHは6.5付近の中性ですが、ブルーベリーが育ちやすい土のpHは4.0~5.5の酸性土壌のため、酸性に調整する資材を使用します。またブルーベリーは乾燥に弱いため、保水性と通気性を良い土を用意しましょう。

鉢植えの場合
①自作する場合は鹿沼土5(硬質の中粒):ピートモス5で配合します。※ピートモスは乾燥している状態だと撥水してしまうので、ピートモスをあらかじめバケツに入れ、水を入れてかき混ぜてある程度水になじませたものを使用するのがおすすめです。

②配合した土に、元肥と副資材(ミネラル材やアシスト材)を混ぜ込みます。市販のブルーベリー用の培養土を使用する場合、肥料が配合されている時は元肥の使用は控えます。

地植えの場合
①ブルーベリーを地植えする場合は、掘り出した土3、鹿沼土2(硬質の中粒)、ピートモス5(水でなじませたもの)を混合してブルーベリーが育ちやすい環境の土に調整しましょう。

②配合した土に、元肥と副資材(ミネラル材やアシスト材)を混ぜ込みます。

ピートモスの種類に注意
市販のピートモスの中には、pHを中性に調整したものが存在しています。ブルーベリーには無調整の酸性ピートモスを使用しましょう。

ブルーベリーへの肥料の与え方

固形肥料の場合

与えるタイミング

  • 元肥:10月~3月(「土の準備」を参考に)
     ※植え付けは、暖地では10月~2月、寒冷地では3月を目安に
  • 春肥:3月頃
     ※2年目以降
  • 夏肥:5月~6月頃
     ※液体肥料で夏肥を与える場合はこちら
  • 秋肥(礼肥):9月頃

肥料の与え方

ブルーベリーの肥料をまく範囲


株の周辺を少し掘り、規定量をまいて土と混和させます。※元肥の場合は植え付け時に土に混ぜ込みます。詳しくは「土の準備」をご確認ください。
掘る大きさは、木の大きさに合わせましょう。
1~2年の幼木:株元から30~50cmの範囲で
3年以上の成木:樹冠下(枝が広がっている範囲)まで

おすすめの花用肥料セット

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ガーデンフラワー用肥料セットは、草花・球根・花木の生育に欠かせない成分を組み合わせた肥料セットです。有機配合なので、分解者である微生物を豊かにして土壌を改善。植物を生育すると同時に、育ちやすい土壌環境へと整えます。微量要素の入ったミネラル材を併用するので、花や葉をしっかりと育てます。有機特有の臭いが少なく、ご近所との距離が近いお庭やベランダでも安心してご使用いただけます。また付属のキャップで簡単に計量ができるため、肥料の過不足の不安が少ない商品です。

液体肥料の場合

与えるタイミング

  • 夏肥:5月~7月頃、 1~2週間に1回

肥料の与え方
液体の肥料を適切な濃度にうすめてブルーベリーの株元に与えます。

おすすめの液体肥料

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水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

葉面散布は効果がある?

水でうすめた肥料を葉にミストする「葉面散布」は、ブルーベリーにも効果があります。ただし、葉が水を弾きやすい性質のため、使用する際は展着剤の併用をおすすめします。

葉面散布のタイミングの目安
窒素(N)入りの葉面散布:4月以降から開花の前まで1~2週間に1回
マグネシウムや微量要素のみの葉面散布:3月の春肥、9月のお礼肥の時期にそれぞれ1回

葉面散布用の肥料はこちら
水でうすめてミストする液肥シリーズ

ブルーベリーの窒素過剰に注意

ブルーベリーに過剰な窒素(N)を与えると、根を傷めたり害虫の発生を引き起こしたりします。適切な量・濃度を守って与えることが健康的なブルーベリー育成のカギになります。

ブルーベリーにおすすめ

ガーデンフラワー用肥料セット

ガーデンフラワー用肥料セット

ガーデンフラワー用肥料セットは、自然暮らしが自信をもっておすすめする、花の育成に特化した有機化成(元肥&追肥兼用)とミネラル材の肥料セットです。

元肥&追肥兼用に使用する有機化成は、有機原料由来のアミノ酸により、土壌中の有用微生物が繁殖しやすい環境になり、地力を向上させることができます。 有機原料の特徴であるゆっくりした肥効+化成肥料の持つ速効性の肥効の2つの効果で、植物の体を作る初期成育から、花をつける生育後期までしっかりと栄養を届けることができます。

またミネラル材を元肥と一緒に使用する事で、微量要素の効果によりブルーベリーの結実をサポートします。

土壌改良しながら生育&臭いが少ない
有機配合なので、分解者である微生物を豊かにして土壌を改善!お花を生育すると同時に、育ちやすい土壌環境へと整えます。また、有機特有の臭いが少なく、ご近所との距離が近いお庭やベランダでも安心してご使用いただけます。

セットは2種類
240gのセットと、540gのセットの2種類があります。
540gのセットにはスプーンが付属しますので、お庭などの広い範囲もまきやすくなっています。

【セット内容】
【元肥&追肥兼用】チッソ8% リン12% カリ10%※ウレアホルム(UF)を配合
【ミネラル材】マグネシウム15% マンガン0.2% ホウ素0.3%

水でうすめる有機液肥

ワンプッシュするだけの簡単計量。様々な植物に使える、自然暮らしの「水でうすめる有機液肥」です。

計量は「プッシュする」だけ
プッシュ式の「水でうすめる有機液肥」は、ワンプッシュするだけで1mlの有機液肥が出てくるので、誰でも簡単に計量ができます。植物毎の規定回数をプッシュすれば、あとは水でうすめて植物にあげるだけ。液だれの心配もなければ、キャップが締まらないといったトラブルも起きません。

有機由来のアミノ酸、キレート鉄を配合
有機由来のアミノ酸を含有しているため、植物の葉茎・果実・根の生育を速やかに促すことができます。植物の光合成に大切な成分「鉄」を、吸収しやすい「キレート鉄」の状態で与えることができるので、光合成を活性化して丈夫な植物へと育てます。

\この記事で紹介した商品はこちら/

 

水でうすめる有機肥料

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自然暮らし

自然暮らし編集部

自然暮らし編集部は、植物や肥料のプロのライターチームです。
植物・野菜・肥料の使い方について、専門家からの知識やノウハウを発信していきます。

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