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エアープランツ(チランジア)を美しく育てるための肥料の与え方

霧吹きによる水だけで育つと言われているエアープランツ(エアプランツ、チランジア)。しかし、小さな株を大きく育てたり、頑丈で丈夫な株に育てたりするためには、成長期に肥料を与える必要があります。この記事では、エアープランツへの肥料や活力剤の与え方、またおすすめ商品タイプについてご紹介します。

エアープランツ(チランジア)の特性

エアープランツは土を必要とせず、岩や樹木に張り付いて成長する「着生植物」です。通常の植物と比較して根は発達しませんが、その代わり葉の表面にある「トリコーム(産毛)」によって水分や養分を吸収しています。この特性から「土を使わなくても育てられる植物」として、室内のインテリアグリーンで高い人気を誇ります。また、品種が様々で形状もユニークなものが多いことも、観葉植物として人気が高い理由です。

エアープランツの育て方別おすすめ肥料

エアープランツを育てる方針として①大きく育てたい ②姿かたちをあまり変えず丈夫に育てたい の2つのパターンについておすすめの肥料をご紹介します。

①エアープランツを大きく育てたい

エアープランツを大きく育てたい場合は、窒素・リン酸・カリウムの含まれた液体肥料を与えましょう。エアープランツは根が発育すると大きく育ちやすいため、カリウムが高めの肥料がおすすめです。

オールインワン&根を育てる粉末液肥

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水に溶かして速く効く粉末液肥は、基本的な栄養素から微量要素までを網羅したオールインワン肥料です。溶け残りが少なく、植物に素早く必要な成分を供給します。観葉植物や多肉植物、アガベやサボテンから水耕栽培まで、幅広い植物栽培に使える万能タイプです。

有機由来のアミノ酸とキレート鉄で成長促進

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水でうすめる有機液肥は、様々な植物にお使いいただける有機入りの液体肥料です。従来の分かりにくいキャップ計量とは異なり、ワンプッシュして水(1L~)でうすめるだけでOK。うすめて使うのでとても経済的です。さらにキレート鉄を配合しているので、光合成をサポートしながら丈夫に育てます。

水でうすめてミストする液肥

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葉水と一緒に肥料を与えられる、「水でうすめてミストする液肥」です。観葉植物や多肉植物、草花など「葉」を主体とした植物の生育をサポート。「葉に液体肥料をミストする」ことに最適な無機タイプの肥料です。

②エアープランツの姿かたちをあまり変えず丈夫に育てたい

窒素・リン酸・カリウムなどが含まれていない肥料や活力剤がおすすめです。特に、カルシウムはエアープランツの細胞壁を強固にして乾燥に強くする効果があるため、丈夫に育てたいという場合はカルシウムが含まれている肥料を検討しても良いでしょう。また、マグネシウムや鉄・銅・亜鉛などの微量要素はエアープランツの光合成をサポートするため、これらの成分もおすすめです。

カルシウムと酢酸で頑丈&乾燥耐性アップ

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水でうすめるカルシウム液肥は、細胞から株を硬く丈夫にし、酢酸の効果で病害虫予防と乾燥耐性を向上させます。植物の成長を促進させる肥料の主成分(窒素、リン酸、カリウム)を含んでいないため、過剰な成分を与えることなくギュッと締まった株に育てることができます。

マグネシウムと微量要素が光合成をサポート

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葉水と一緒に肥料を与えられる、「水でうすめてミストするサプリ」です。マグネシウムと微量要素を葉に直接与えて、光合成をサポートします。N、P、Kを含まないため通常の肥料と併用が可能です。

肥料の与え方

頻度:生育期の春(3~5月)と秋(10~11月)、月に1~2回を目安に与えます。
濃度:水やりで与えるタイプの液体肥料は、観葉植物に与える場合の2~3倍の濃度に薄めて与えます。
水でうすめる有機液肥」や「水でうすめるカルシウム液肥」の場合は1プッシュを2~3Lの水で希釈します。
与え方:葉水やソーキング、ディッピングの際に液体肥料を希釈して与えます。

葉水:霧吹きで植物に地上部(葉や茎)から水を吸収させる方法です。エアープランツは葉から水分を吸収する能力が高いため、「水やり」として与えます。基本は週に2~3回与えますが、乾燥する時期は3~4回に増やし、気温が10℃を下回るようになったら週に1回程度に減らしましょう。

ソーキング:ソーキングとは、植物を一定時間水に浸すことを指します。エアープランツの場合、水切れで弱ってしまった場合に有効な水やり方法です。常温水に4~6時間浸した後、しっかりと水を切って風通しの良い場所で乾かします。

ディッピング:ソーキングとは異なり、1~2分の短い時間でエアープランツを水に浸す方法です。成長期であれば、月に1回を目安に行うことで、株全体に水分を行き渡らせ、さらにホコリなどの汚れも落とすことができます。

よくあるトラブルとお手入れポイント

エアープランツの栄養不足のサインは?

エアープランツの葉の色が薄い、または黄色に変化している場合や、生育期にもかかわらずいつもより成長が遅いという場合は、栄養が不足している可能性があります。「水でうすめてミストするサプリ」でマグネシウムや微量要素を与えつつ、レースカーテン越しの柔らかい光に当てて様子を見ましょう。大きく育てても良いという場合は、窒素が入った液肥を与えても良いでしょう。

株の中心部分が枯れる原因は?

エアープランツは風通しの悪い場所に置くと、湿気が内部にこもり、株の中心部から枯れる場合があります。風通しが悪い室内の場合は、サーキュレーターなどで空気を循環させましょう。

葉先が枯れたり、丸まったりする原因は?

水不足によって葉の細胞から水分が失われている可能があります。ディッピングまたはソーキングによって株全体が水を吸収できるようにしましょう。

根元が黒ずむ、ボロボロに取れてしまう

エアープランツの根元が黒ずんでボロボロになっている場合は、根腐れを起こしている可能性が高いです。根腐れは進行すると修復不可能になるため、普段のお手入れと確認が重要です。葉水やソーキング、ディッピングをした後は株の中心に水が溜まらないようにひっくり返して水を落としたり、風通しの良い場所に置いたりするなどして根腐れを防ぎましょう。

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